朝日町宮宿から三中に渡るには最上川を跨がねばならない。現在、そのための橋は2本ある。
普通に通行していて目に入るのは赤い新五百川橋。そして、その下流をよく見ると、
目立たぬ水色の旧五百川橋がひっそりと余生を送っている。
新五百川橋の数百m下流に旧橋が見える
旧五百川橋
宮宿側 制限重量は2t
宮宿側親柱 橋名 昭和2年の竣功年標
橋の袂に民家があり、いかにも生活橋としてのたたずまいである。
いまどき普通車でも2tくらいの総重量があるものは珍しくないが、あえてその重量制限で
保護されているこの橋は、それだけ住民に大切にされているといえよう。
水面からの高さはこの程度
小ぶりのトラスが特徴
向こう側が新橋
トラス詳細 日本橋梁製造 昭和元年製
橋脚の状態 歩道は後年の追加と思われる
三中側
三中側親柱
通行車の大半は新橋を通過するため、旧橋を通る車はほとんどなくのんびりと鑑賞できる。
自動車がまだ普及していなかった完成当時もこのような状態であっただろう。親しみの持てる生活橋である。
旧五百川橋 昭和2年竣功 橋長92.9m 橋幅3.6m