31.因幡橋(櫛引町)
東田川郡櫛引町黒川付近を流れる因幡堰を跨ぐ橋。
因幡堰は江戸時代初期に、当時水利の悪かった庄内平野を開墾するため、
最上義光配下の藤島城主、新関因幡守が赤川から分水した堰を開削させたものである。
400年を経た今も同じく人工河川の青龍寺川等と共に庄内平野を潤し続け、先人の遺徳を施している。
民家の間にある
親柱四本 及び各銘標は健在
勢いのある堰の流れ
幾度かの改修を経て、現在の堰は直線的なコンクリート水路となっている。
水量が多い上、流速があり危険なため、本来の欄干では高さが足りず、鉄柵を付け足してある。
因幡橋 昭和七年竣工
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