尾花沢市新鶴子ダムの奥の奥に、御所山県立自然公園がある。その丹生川沿いに御所山登山道があるが
おおかた荒れ果て、ほぼ廃道のようになっている。数本ある登山道の一つには隧道が二本掘られ、登山者を
山の奥へといざなってきた。その現況を報告する。(2002.5 調査)
水紋も美しい新鶴子ダムの北側に登ってゆく
ダム湖畔に抜ける紅内隧道 紅内隧道銘標
坑内からダム側を望む ダム側坑口
新鶴子ダム湖畔 御所山荘
登山道分岐点
ここから登山道は数本に分岐する。分岐点を直進すると御所山橋を越え、丹生川対岸へ。
分岐点を左に入り、すぐまた右に曲がると隧道に続く登山道に。
御所山橋の荒れた橋上 倒木の続く登山道
路肩は大きく谷に落ちている
元は自動車が通れるほどの道幅があり、実際通行していた可能性もある。
しかし現在は、マウンテンバイクさえ通行は困難となり、足元を固めての
徒歩以外では通れない。路肩の大半が落ちている地点では残りの道幅は
わずか30cmほどである。