蔵王(成沢)−蔵王駅をつなぐ道を以前は、高湯−金井停車場線と呼んでいた。高湯とは蔵王温泉
金井とは蔵王駅周辺の元々の地名である。今は睦合橋一本で跨ぐ須川も以前は二本の橋のリレーで
越えていたという。そのうちの一本が久保田橋で、睦合橋架け替え工事の平成10年頃までは現存していた。
橋名は現橋と異なる 旧路線名が示されている
橋の下の流れが消えて久しい 現橋更新工事に伴い完全撤去
本当の名前は知らない。袂に水神を祀る小さな橋で、徒歩か自転車しか通れない。元木側から鳥居ヶ丘側に渡ると
まもなく有名な石鳥居がある。現112号線(旧13号線)と並行しており、国道開通前の古道と思われた。近くに石碑等
もあったはずだが、いつの間にか撤去されていた。橋自体も平成7年頃の大水で流失してしまい、代わりの橋を架けられることもなかった。
左手に水神碑 元木側を望む この先に石鳥居
国道より見下ろす
その後大規模な河川改修が行われ、周辺の樹木とともに道そのものが姿を消した。