その六  久保田橋 元木の木橋(山形市)

 

 

久保田橋

蔵王(成沢)−蔵王駅をつなぐ道を以前は、高湯−金井停車場線と呼んでいた。高湯とは蔵王温泉

金井とは蔵王駅周辺の元々の地名である。今は睦合橋一本で跨ぐ須川も以前は二本の橋のリレーで

越えていたという。そのうちの一本が久保田橋で、睦合橋架け替え工事の平成10年頃までは現存していた。

     

橋名は現橋と異なる           旧路線名が示されている

 

   

橋の下の流れが消えて久しい             現橋更新工事に伴い完全撤去

 

 


元木の木橋

 

 本当の名前は知らない。袂に水神を祀る小さな橋で、徒歩か自転車しか通れない。元木側から鳥居ヶ丘側に渡ると

まもなく有名な石鳥居がある。現112号線(旧13号線)と並行しており、国道開通前の古道と思われた。近くに石碑等

もあったはずだが、いつの間にか撤去されていた。橋自体も平成7年頃の大水で流失してしまい、代わりの橋を架けられることもなかった。

 

     

左手に水神碑  元木側を望む                      この先に石鳥居

 

国道より見下ろす

 

その後大規模な河川改修が行われ、周辺の樹木とともに道そのものが姿を消した。

 

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