山元隧道(上山市)
幹線道から遠く離れた山中にあるため、通る車もほとんどない。昭和28年の竣工であるが、
平成に入って改修を受けており、扁額は光り輝くものとなっている。坑門の褐色は苔の密生によるもの。
内部に入ると、旧隧道の名残のでこぼこした壁面をみることができる。
山中にぽっかり口を開けている 扁額が金色に光る
山元側坑口 凹凸を残す壁面処理
さながら洞窟のよう 上山側坑口
上山新湯と山元(須刈田)をつなぐ県道104号にある。
隧道上の土砂量はこの程度であるため、次の改修時には切り通しにされる可能性がある。