61.阿古屋橋(庄内町)

 

 

 

 

庄内町(旧:立川町)狩川駅付近の余目堰に架かる照明付きのコンクリート橋。

道路は羽黒−立川線(旧国道47号線)であり、橋名は付近の阿古屋地区に由来するものである。

 

 

 

       

 

狩川駅前バス停に親柱を並べている。それぞれの柱の頂部には親柱の1.5倍

ほどの丈を持つ灯籠部分が載っている。なかなかに洒落た雰囲気の橋である。

 

 

 

    

それぞれの銘標

 

橋名、竣功年などの記載は錆びにまみれたり、風化、破損したりして状態が余り良くない。

しかし、竣功年を見ると昭和42年ということになっており見かけほど古いものではないのも

また意外である。つい竣功年に誰か加筆しているのではないかと疑いたくなるほどであった。

 

 

 

   

商店前の町内繁華街に位置する

 

南側高欄はほぼ直線であるが、北側高欄は枝道の都合もあり大きく曲がった形となっている。

 

 

 

    

灯火の様子

 

灯火類はだいぶ新しく、つい最近のもののように見えた。

夜間には水面に光を落とす演出を見せるであろう。

 

 

   

付近の余目堰水門

 

今でこそ閑散とした橋上の様子であるが、狩川バイパス(現:国道47号線)が

できる以前は112号線が未整備だった時代でもあり、内陸−庄内間を移動する

車はほぼ全台、この橋を通過していた。海水浴の季節ともなれば海岸から未だ

ほど遠いこの辺りでさえ、海水浴客の車の列が延々と続いていたものである。

 

今はどんな季節であっても、この橋上に大渋滞の車の列が出来ることはない。

 

阿古屋橋  昭和42年竣功  橋長9m  橋幅9m

 

 

 

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