寒河江川を跨ぎ、慈恩寺参道へつながるコンクリート橋。昭和12年に現在の橋が架けられたが、
参拝者のために、それ以前も何代にもわたって木の橋が架けられていた。
河床に橋脚をおろさない橋型であるため増水にも強いといわれている。
1992年
水面に橋脚をおろさない 参拝者のための大事な橋
1992年の撮影時には、親柱上部の灯火は失われたままになっていた。
コンクリート橋には珍しい朱塗りの欄干 ひとの背丈を超える親柱
現在の橋付近に文政10年(1827)に架けられた跳橋型の橋梁の姿が
「臥したる龍の如し」ということから臥龍橋の名を得たという。それ以前にも
橋は架けられたのであろうが、河床に橋脚を降ろす形の架橋は寒河江川
の増水の度に破損を免れなかったであろう。
2002年
高い親柱の上部を飾る灯火類が復元された
大規模な改修工事を経て、橋本体の補強、高欄の付け替え、灯火類の追加などがおこなわれた。
欄干も以前のデザインとは変えられている
橋が絶壁に突き当たることを示す
深い切り通しにつながる
先代臥龍橋:土木学会図書館より使用許可
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