×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

加茂隧道(鶴岡市)

 

 

 

加茂坂越えは、今は即身仏として安置されている鉄門海とその遺志を引き継いだ鉄竜海が明治4年に開削したと伝えられる。

その後、明治24年に324mの加茂隧道が掘られた。現在のものはその更にのち、昭和14年に高さ、幅を増すために改修されたものである。

 

   

      加茂隧道大山側                 隧道銘は右から書いてある

 

   

   隧道内部                      加茂隧道加茂側

 

 

昭和14年竣工

 

改修前の両隧道口上部には、それぞれ龍と虎の彫刻(吉田善之助親子 作)が飾られていたが

改修の際に撤去されてしまっている。当時は、さほど貴重なものとは思われなかったのだろうか。

 

 


 

鉄門海と鉄竜海が血のにじむ思いで開いたという加茂坂はすでに藪の中に没し

その跡を継いだ明治の新道もまた隧道と共に2003年7月、現役を退いた。



 

 

                 カーブの続く坂道                加茂坂及び隧道工事の慰霊碑

 

   

鉄門海上人を顕彰する碑

 

加茂隧道大山側坑口

   

傍らに民家があるが現在は無住で廃屋となっている

 

 

    

竣工年銘標の上に電源BOX              扁額は草が垂れており見えない                   梯子跡がある

 

発見!

隧道に向かって右の壁面に何かがある

  

虎の彫刻が木々の間から路面を見下ろす

 

この彫刻こそが、明治の24年に初代加茂隧道が掘られた際に坑口を飾っていた「龍.虎」の一方、

虎の顔である。当初坑門の中央にあったようだが昭和14年の改修に際して右の壁面に移されたようだ。

もう一方の龍については大山側、加茂側双方を探しても見あたらない。失われたものと思われる。

明治の竣功当時の古写真より

通行人の頭上を守るべく配置されていた吉田善之助親子作の虎が

昭和14年に現在の位置に移り、通行者を見守っている。

 

加茂隧道加茂側坑口

  

内部と加茂側坑口

 

 

    

扁額と竣功年銘標

 

   

    坑口を出るとすぐ下り坂                     こちらにも鉄門海碑がある

 

   

      工事中の新トンネル                       近くの加茂中学校跡
                   

(現在は完成し供用中)

 



2003年8月時点での確認では、旧加茂隧道は土砂による埋め立て閉鎖の予定であるという。



 

加茂隧道  長さ 319m   幅 5.1m   高さ 4.0m 

(先代隧道の長さは324m)

明治24年竣功   昭和14年改修

(2002.9)

 

 

 

(topに戻る)          (前ページ)         (次ページ)