その十 続現役の古橋 

 

東大海橋 (鶴岡市新海町)

 

この名の付いた橋は並行して2本ある。どちらもその名にそぐわない小橋であるが、

年代的には大正時代の竣功となっており貴重なものである。

 

幅10mに対して長さがわずか3mである

 

 

           

つつましい親柱 欄干                      大正13年と書いてある

 

 

    

同じ堰に架かる側道の同名の橋 向こうに主道の東大海橋が見える        こちらの銘標は彫り込み式

 


西大海橋

 

東大海橋のわずか西の青龍寺川に架かる橋で、こちらはその名に近い雰囲気を持っている。

後年、北側に歩道が追加された際に親柱が除かれているため、竣功当時の趣は南側にのみ残されている。

取り除かれた親柱に竣功年が記されていたと思われ、竣功年銘標は現存しないが、

東大海橋と同等の竣功年(大正13年頃)と推測される。

 

  

鶴岡−羽黒線 新海町内に位置する                 南側のみ欄干 親柱が残る

 

 

       

 南東親柱 橋名                     南西親柱 河川名

 

西大海橋の幅は8m、長さは16m

 

 

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