十六.  旧下杉橋(小国町)

 

小国町を流れる間瀬川に架かる廃橋。既に新橋が架かってからも30年以上が過ぎているが、

今なお活用されているのか、橋上の荒れがない。この地点は現113号の下杉橋と旧橋、それにJR米坂線の杉橋が並行している。

 

    

         小国側から飯豊方面を望む                   欄干はかなり傷んでいる

左から順に、現113号下杉橋、旧下杉橋、JR杉橋

 

    

    現下杉橋側の親柱と欄干                      こちらは米坂線側の欄干

 

 

    

橋の下部には鉄骨トラスが仕込んである

 

この程度の橋長に鉄骨トラスは贅沢とも思われる構造だが、これがあればこそ今でも準現道並みの

強度を保っているとも言える。このトラスは竹竿や角材など、長尺物の収納に流用されていた。

 

    

すぐ横を列車が通る様も旧道の趣を充分残している

 

 

    

現下杉橋は昭和47年に竣功している

 

 

    

   JRの橋の方は杉橋の名が付いている                昭和七年を記す銘標

竣功年を示す銘標以外は失われていた。

 

旧下杉橋   昭和7年竣功  実働40年

 

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