40.菅沢橋(山形市)

 

山形市の南西部、古墳群を含む、すげさわの丘を抱える菅沢地区旧道にある小規模な橋。

さくらんぼ畑を縫って通る、ひなびた道で昭和の初めから働き続けていた。

 

 

目立たぬ小橋

 

 

 

   

南側親柱2柱   平仮名橋名/竣功年

 

 

      

北側2柱   漢字橋名/路線名

 

 

昭和初期の橋の割には状態は良好である。素っ気ないデザインであることから

壊れそうな箇所もないということもあるが、補修を受けている可能性もある。

 

 

 

   

東側高欄と橋の下部

 

川は申し訳程度の水流しかなく、農業用水にも不足なほどである。

橋の側面は永年の風雨で虎のような縞模様になっている。

 

 

西側高欄

 

高欄、親柱ともデザイン上の特徴はほとんど無く、変化に乏しい。

強いて挙げれば、転落する畏れもないのに高欄の柵の間隔が

                         ずいぶん狭いことぐらいか。

 

 

  

橋の下を覗く

 

パイプにより、強制的に排出される排水が主な水流である。それでも小川というほどの水量さえ見受けられない。

 

 

 

  

菅沢橋  昭和7年竣功  山辺上山線

 

 

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