現役の古橋 42

 

 

崩川橋(山形市桜田)

 

国道112号、山形市の桜田生協前の崩川に架かるコンクリート橋。銘標はすべて失われており、竣工年は不明であるが

昭和初期のものと推測される。形はシンプルで、約1km離れた下桜田橋に類似している。

 

 

 

親柱は健在である                      歩道が追加してある

 

 

 

   

桜田生協前の歩道下にある

 

 

     

親柱 高欄全て健在であるが銘標は4枚とも欠損

 

銘標の取り外し跡から、埋め込み式の陶板ではなかった可能性が伺える。

いたずらによる紛失というよりは何らかの理由により専門家が外したような破損の少ない銘標跡である。

 

     

アスファルトの厚み分だけ高欄が低くなって見える

 

 

     

  

高欄 親柱とも角の欠損もなく良好な状態

 

傷、欠損はあったのだと思われる。補修した痕があり、現在の形になっている。

 

 

銘標取り外し跡

 

竣功年については銘標完全欠損のため明らかではないが、この道が産業道路として整備されていた

昭和7年前後のものではないかと思われる。形がシンプルである分だけ破損に強く、現在でもほぼ原型を保っている。

 

 

推定 昭和初期竣功  橋名も推定

 

 

 

 

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