82.源長寺橋(山辺町)

 

 

山辺町の源長寺沼の周辺道路に架かる、ほとんど崩壊したように見える橋。

昭和30年代後半の施工にもかかわらず、既に親柱、高欄とも寿命を迎え

更新、あるいは撤去を待つばかりとなっている。

 

 

 

    

片側の高欄 親柱は完全崩壊の様相

 

自動車の衝突か、除雪車のブレードに引っかけられたか、いずれにせよ

物理的に強い力が加えられた破損のしかたである。

 

 

    

沼側の二柱

 

 

 

橋の下は河川ではなく、沼の水位を調整する暗渠である。

普段は水が通っているわけではない。

 

  

施工は村山組

 

 

 

 

橋上より源長寺沼を望む

 

沼の付近は公園となっている。沼も橋も公園も、ひなびた感じでのんびりした時間が流れている。

 

 

 

    

 

 

橋の隣が駐車場という異例の風景。実質上はもはや橋ではなくなっており、

暗渠の上にかつての親柱と高欄が取り残されているという状況か。

 

 

    

 

 

沼の周りは町民農園になっており、一年単位で借りられる。

 

 

源長寺橋  昭和三十七年竣工 

 

 

 

 

 

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