山辺町の源長寺沼の周辺道路に架かる、ほとんど崩壊したように見える橋。
昭和30年代後半の施工にもかかわらず、既に親柱、高欄とも寿命を迎え
更新、あるいは撤去を待つばかりとなっている。
片側の高欄 親柱は完全崩壊の様相
自動車の衝突か、除雪車のブレードに引っかけられたか、いずれにせよ
物理的に強い力が加えられた破損のしかたである。
沼側の二柱
橋の下は河川ではなく、沼の水位を調整する暗渠である。
普段は水が通っているわけではない。
施工は村山組
橋上より源長寺沼を望む
沼の付近は公園となっている。沼も橋も公園も、ひなびた感じでのんびりした時間が流れている。
橋の隣が駐車場という異例の風景。実質上はもはや橋ではなくなっており、
暗渠の上にかつての親柱と高欄が取り残されているという状況か。
沼の周りは町民農園になっており、一年単位で借りられる。
源長寺橋 昭和三十七年竣工
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