中山町−大江町間のスーパー農道が石子沢川を渡っている山楯大橋の下方に
ほとんど誰にも知られずに残存する昭和中期の小橋。緑の中に赤の欄干が映える。
後方の白いコンクリが現橋の橋脚
旧道はヘアピンカーブ
中山町柳沢地区から岩谷十八夜観音堂に至るにはかつては山裾を縫うような
曲がり道をとつとつと辿って行ったものだが、現在はハイスピードで移動できる
道が切られ、幽谷の隠里の風情もなくなった。この橋を通る人も殆どない。
竣工は昭和三十四年
コンクリートの親柱と鉄骨の高欄
規模も小さく、取りたてて重要とも思われない橋だが、その存在を主張するように
鮮やかな赤が緑の中に浮かんでいる。五十年を経てなお盛んといったところであろうか。
山楯橋 昭和三十四年竣工
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