西川町本道寺は、寒河江ダムのほんのわずか下流になっていたため水没を免れた谷底の集落である。
現国道112号は本道寺の遙か頭上を走っており、集落に向かうには急坂を下らなければならない。
その本道寺地区への西の入り口にこの橋があった。現112号線ではこの川に架かる橋は
「新風吹橋」と命名されている。となればこの橋は「風吹橋」であろうと推定した。
2002.9現在は通行止めである
橋上の様子 舗装であるが砂利が浮いている
四柱ともにかなり傷んでいる
銘標は全て失われているため竣工年、正式橋名ともに不明であるが現橋の名称より
昭和十年代前後に竣工した「風吹橋」であると推定する。
豪雪地帯のものとしては年代相応の状態であろう
親柱形状の詳細
現橋の表示は「風吹大橋」であるが地図上は「新風吹橋」
なお、読みは「かぜふき」ではなく、「かざほこ」である。
現橋から見下ろした様子
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