その九  現役の古橋 3

 

 

本沢橋

 

      山形市本沢地区内の本沢川を斜めに横断するコンクリート橋。親柱が低く、欄干は二重蒲鉾型の珍しい形になっている。

     橋が斜めなため、横から見ると四重蒲鉾に見える。高い欄干では見通しが利かなくなるためこのようにしたのだと思うが

     のどかな風景によくなじんでいる。

 

      

本沢川を斜めに渡る                        左右の親柱の位置がずれている

 

 

     

昭和五年竣工                                       地区の幹線道

 

 

 

 

 

      

四重蒲鉾型の側面

 


湯田橋

 

     本沢橋に続いて同じ本沢川に架かる、同昭和五年竣工のコンクリート橋。しかし、形は大きく異なりオーソドックスな橋である。

    欄干の模様は凝っており、優雅な風情を醸し出す。左右の欄干の長さは数m違うようである。

 

                                    

落ち着いた雰囲気                                 橋の状態は良好

 

 

        

昭和五年の銘標                      「ゆだ」と読む

 

 

 

 端正なデザインである

 

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